佐賀で300年以上も続いてるお祭りがあるって知っていますか?
それは佐賀県の多久市で行われている「多久聖廟秋季釈菜(たくせいびょうしゅうきせきさい)」というお祭りです。
新型コロナウイルスの影響で全国各地でイベントが中止されているなか、このお祭りは規模縮小という形で春に引き続き今秋も10月24日の日曜日に行われます。
この記事では、多久聖廟秋季釈菜とはどんなお祭りなのか?という疑問に対し、その内容を実際のお祭りの様子と共にご紹介しています。
多久聖廟秋季釈菜の当日の様子はどんな感じ?
昨年の、簡略化した式典の様子です。
〈新型コロナ〉多久聖廟「春季釈菜」 感染予防で簡略化 https://t.co/t4do7xpX7f @sagashimbunから
— おおつぼ (@tadanosagazuki1) April 20, 2020
こちらはコロナ以前の様子です。
多久聖廟の秋季釈菜・孔子祭り行ってきました!ずっと気になってて初めて行けた✨見目麗しいお祭りでした☺️雅楽も市職員さんって凄い。大変そうやけど。
— ひょう (@hyo_saji) October 29, 2019
聖廟の中も見れて大満足!だけど写真はブレッブレになってしもた…! pic.twitter.com/yriCbvzzyG
こちらもコロナ以前のイベントの様子です。
多久聖廟秋季釈菜 釈菜の舞 pic.twitter.com/TyFKTmEFMy
— miu (@miu_sg) October 28, 2018
舞の衣装が色鮮やかですね。
基本情報とアクセス方法について
基本的な情報を下記にまとめています。
場所 | 佐賀県多久市多久町東ノ原1642 多久聖廟 |
日時 | 2021年10月24日(日) 10時〜 |
アクセス |
長崎自動車道”多久IC”から車で15分 JR唐津線”多久駅”からタクシーで10分 多久市内循環バス”多久聖廟”
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駐車場 | 無料150台 |
問い合わせ |
公益財団法人 孔子の里 ℡:0952-75-2502 |
多久聖廟秋季釈菜とはそもそも何?
多久聖廟釈菜(たくせいびょうせきさい)は一言で説明すると、儒教の祖である孔子を偲ぶ中国式のお祭りです。
多久聖廟は孔子を祀っている場所で、釈菜とは孔子にお供えをするお祭りのことです。
佐賀県の重要無形民俗文化財に指定されており、このお祭りは毎年2回、春と秋に行われています。
この多久聖廟は普段は入れないのですが、この年2回の春秋のお祭りの時にのみ廟内の公開をしており、孔子像や天井の龍図を見ることができます。
【紹介】
— たくまん (@takuman10_) October 9, 2021
「多久聖廟」
宝永5年(1708)に多久茂文が孔子像を安置、領民に「敬」の心を培わせるために建てた孔子廟ばい♪ 国指定重要文化財にもなっとうよ♪#多久市 #佐賀県https://t.co/SZbIkCy9sCpic.twitter.com/WPuQyPQn6u
式典は、中国の明時代の祭官服を着た祭官たちが7種類の食べ物と甘酒を孔子にお供えをし、その後は舞などのイベントが行われます。
去年より新型コロナウイルスの影響で、このイベントの一部が中止となり縮小されて開催されています。
まとめ
儒教の祖・講師を祀るお祭り「多久聖廟釈菜」
新型コロナウイルスの影響でイベントの一部は中止になっているものの、式典自体は開催され、300年以上も続いている伝統的なお祭りです。
佐賀県の重要無形民俗文化財にも指定されているこのお祭りは、2021年は10月24日の日曜日に開催されます。
ぜひ一度、行かれてみてはいかがでしょうか(^^)
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