長崎県の離島・対馬。
島の北端にある韓国展望所からは、韓国も見えるというほどの近さ。
対馬は海釣りの名所としても有名で、なんと穴子の水揚げ量は日本一!
釣り好きが日本各地から集まります。
そんな海に囲まれた対馬は、実は島の面積の89%を森林が占めています。
森林の多い対馬には登山できる山が何ヶ所かあり、その中でも白嶽という山は360度の大パノラマが見れるという事で、白嶽へ登山した時のことをご紹介したいと思います。
この記事はこんな方に特にオススメです。
・登山初心者〜中級者の方
・対馬の山に登ってみたい方
・360度の大パノラマが見たい方
・白嶽の登山ルートが知りたい方
ぜひ最後まで読み進めて頂き、登山の参考にされて下さい。
飲み物や服装など、登山の準備をお忘れなく!
白嶽とは?
白嶽の山頂は岩が空に向かって突出しており、地元の人々からは「ねこみみ」とも呼ばれています。
地上や海上からも目立つので、古くから航海の目印としたり、霊山として地元の人々から崇めれていました。
標高518m、登山口から山頂までの距離は2.2kmで、登山初心者〜中級者向けの山となっており、往復3時間程度かかります。

山頂近くはロープを掴みながら登るので、手袋(軍手)必須で臨みましょう。
足場も悪く風も強いので、登るのには注意が必要です。
ですがきちんと準備をし安全に注意し登ればとても素敵な光景が待っていますので、楽しみながら登山しましょう。
白嶽の登山口までの行き方
白嶽へ行くには公共交通機関や車での移動になるかと思いますが、ここでは車での行き方についてご紹介します。
白嶽登山口へ車で行くには対馬空港から約20分、厳原港からは約30分です。
白嶽の登山口はGoogleマップだとこの位置になります。
そしてこの登山口へ行く前に必ず寄っていただきたいのが、途中にある駐車場(公衆トイレあり)です!

白嶽登山中にトイレはありませんので、必ずここで済ませておきましょう。
Googleマップでは「白嶽の里」という宿泊施設を調べると良いです。
その向かい側に駐車場があります。

トイレを済ませたら、先へ進みましょう。
ここから先は道幅が狭くなりますのでご注意を!
ガタゴトな道が続きます。

道は狭いですが1本しかありませんので迷うことはないです。
そしてここが登山口になります。
駐車場も狭いので、気をつけて駐車してください。

白嶽の四季の花々の説明板があるので、登山中に探しながら歩くと楽しいです。

白嶽の登山スタート
白嶽は所々にこのような「山頂まであと〇〇メートル」のような案内板があります。
自分が今どのあたりにいるのかを把握することができるので便利です。

まず簡単に、私が登った時のタイムスケジュールを載せておきます。
あくまで参考タイムですのでさらっと見ていただければ。
08:15 登山口START
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08:24 案内板③(山頂まで1,605m)
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08:49 鳥居分岐点(山頂まで700m)
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09:11 山頂手前広場(山頂まで100m)
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09:27 山頂GOAL
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10:24 登山口へ戻る
では画像でご紹介しながら詳しくみていきましょう。
登りはじめは割となだらかな山道続きで、沢があったりと結構軽い感じで進む事ができます。

登山口から600mの案内板③まではサクサク登れます。

しかしこのあとから少しずつ傾斜も出てきて山道っぽくなってきますので、無理せず休憩しながら進みましょう。
途中このような岩が現れます。
この岩の間を通って突き進む事が可能です。

が、しかしそちらは登山ルートではないため注意してください。
この岩が見えたら右手の方へ進みます。
私は間違ってまっすぐ岩の間をくぐり抜けて進んでしまったので、しばらく1人で迷子になってました。
さらに進むとこのような手書きの小さな看板が。

左は洲藻、右が白嶽となってるので右へ進みます。これまた私はなぜか左に進み迷子もどきに…。
案内板⑥がありました。
あと705mですね。

そして100mほど進むと白嶽神社の鳥居があります。

この鳥居をくぐって進みます。
ここからは傾斜が急になってくるので気合いを入れて登らなければなりません。
特に急で滑りやすいところはロープが張られているので、遠慮せずに使いましょう。

岩の間を登るので急だし狭いです。

そして山頂手前広場まで来ました。
山頂まであと100mです!

だいぶ頂上に近づいて来ましたね。

この祠の横を通って

目指すはこの岩の上です!!

かなり足場が狭いので最新の注意を払いましょう。この木と岩の間に少し足場があるのでそちらへ向かいます。

ロッククライミングか!って感じで岩を登ります。
そして頂上に到着でーーーす!!

めちゃくちゃ遠くまで360度見渡せます。

目の前を遮るものは何もありません。

風が強いので帽子など飛ばされないよう気を付けてください。
私が登った時は他に誰もいなかったので、この景色を独り占めできました!
下山もまた同じルートで下ります。
これまた傾斜が急で滑りやすいので、ゆっくりロープを使いながら下りましょう。
まとめ
360度の大パノラマを見渡せる対馬の白嶽。
古より霊山として崇められてきた山からの眺めは、圧巻でとても素晴らしかったです。
これはもう見るっきゃない絶景です。
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